傘と紫陽花
2026.6.15
せっかくの雨じゃない週末、紫陽花を見にドライブに・・・行きたかったのですが予定があり
近くの公園へ。箱根じゃないけど花の美しさは劣りませんね。

いよいよ梅雨入りして傘が手放せませんが、傘のマナーって気になったことはありませんか?
前後左右を全く気にせず周りが慌てて避ける場面や、濡れた傘を気にせず電車で持っていて周りが困っているなんていうこともしばしばあります。
晴雨を問わず、これから出番が増えますので、傘美人さんが増えるといいですね。
さて、傘といえば、とある雨の1日、歩いていると男性が車から車椅子を下ろして誰かを移乗しているのが見えました。
ご高齢の方でしょうか?頭からすっぽりとレインコートを被ってじっと冷たい雨に打たれています。
大丈夫ですか?と傘を差し出して見ると、可愛らしい女性が、にこっとこちらを見上げて微笑んでいます。
男性が急いで車から降りてきて、『すみません、ありがとうございます。妻を美容室に連れて行くところで。ほら、お礼を言って!』とおっしゃいます。
あ、介護士さんではなかったのですね。
雨の日に大変ですね。と言うと、『僕はいいんです。妻が雨に濡れなければ。』と自分は半分傘に入らず雨に当たりながら奥様を気遣って、足早に車椅子を押します。
どこまで一緒に行けばいいのかなと思いましたが、3人でご夫婦の愛情溢れる傘の下、少し離れた美容室まで無事辿り着き、気付いた店員さん方もあー大変!早く早く!と迎え入れてくれました。
ちょっと涙を引っ込めるのには苦労しましたが、こんな素敵な愛情のお裾分けをいただけるとは、なかなか雨の日も悪くないかも。ねえ。と道端の紫陽花を見ると、重い梅雨空の隙間から差す日を浴びて、にっこりと揺れているようでした。
