パニック症状でお悩みの皆様へ
高温多湿な日本の夏がやってきました。
温暖だった日本の気候がもはや亜熱帯に近づいているような気もします。
さて、今日はこういう時期に悪化する方の多い『パニック障害』についてお話ししたいと思います。
「パニック発作」や「パニック症状」という言葉は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
動悸、発汗、震え、息苦しさ、めまい、吐き気などの身体症状と共に強い不安に突然襲われて、嵐のように消え去っていくという症状です。
白金台メディカルクリニックにいらっしゃる方で、適応障害やうつの次に多いのはパニック障害なのです。
世の中こんなにパニック症状で悩まれている方がいるのに、意外にきちんと認知されていないことも問題だと感じています。
簡単にパニック症状を脳神経学的にご説明すると
「扁桃体を中心とする恐怖回路の過活動」と、「前頭前野による制御低下」、そして「自律神経・呼吸感知システムの過敏化」が組み合わさった状態と考えられています。

こういった症状が起きると大抵は内科や救急外来を受診されるようです。
そこで採血、心電図、レントゲン、なんなら心臓のエコーもやってみても何も異常は見つかりません。
なぜならこれは心臓や呼吸器などの臓器的な問題ではなくて、各臓器に命令を出す脳の誤作動が起きているからです。
検査してくださる他科の先生もお忙しいとは思うのですが、『パニック障害の可能性があるので心療内科•精神科の受診を』と勧めてほしいな、といつと思うのです。
病院に行って検査してもなんともないと言われたんです•••という方もいらっしゃるかと思います。
でも、こんなに恐ろしい症状が確かに起こっているのに、何も見つからないなんて一体なぜ⁈とかえって不安が増すだけで症状改善にはつながりません。
パニック障害はこのようにちゃんと理由がある症状なのです。
そして心療内科、精神科での治療ができます!
悩まれている方はぜひ受診してみて下さい!!
長くなりましたので、続きはまた次回。

ブルーは心を鎮めてくれる効果があるそうですね