Love & Peace

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秋の深まりを感じるこの頃ですね、皆さまご機嫌よう。

朝のひんやりした空気、金木犀や銀杏の香り、帰宅途中の虫の音に心がキュッとなりませんか?切ない気持ちにもなりますが、私は季節の移ろいが感じられるこの時期は嫌いではありません。とても日本らしさを感じられる季節だと思うのです。


さて、今月から海外の往来も自由になってきましたね。
この白金台メディカルクリニック、実はとても国際色豊かなところです。

先生に持ってこようと思って・・・と各国の名品を差し入れてくださいます。
可愛らしい、国のイベントのお土産を。わあ〜♡



アメリカ、イギリス、イタリア、インド、ウクライナ、オーストラリア、カナダ、韓国、サウジアラビア、台湾、中国、ドイツ、フランス、ベラルーシ、南アフリカ、ロシア・・・患者さまの母国も様々です。
ひとり極東の島国で病気になればさぞかし不安なことでしょう。まして日本にやって来て奮闘している中で、心の不調を患う心細さはいかほどかと想像します。


当院を頼りにやってきた外国の方達が、1日でも早く元気になって頂きたい。考えるべき医療制度の問題はありますが、日本で最高の医療を受けられたと思っていただけるよう、気分は日本代表・・・といったところでしょうか。とは言えいつも通りの診療を提供していくだけです。


人間の征服欲、支配欲は何千年も昔から悲しいことですが続いていて悲劇を繰り返します。ですが、人種も宗教も政治的思想も異なる人をただ救いたいと思う本能も確かにあるのだと思います。文化や言葉が違っても、人間同士、心は通じるものです。

医療を通して国境や人種を超え、しっかりと心を通わせられたり、心の襞にそっと触れて苦痛を癒すことができた瞬間、私も胸に込み上げてくるものがあります。


サウジアラビア人のHさまのお土産。何が良い?と聞かれて、じゃあ、ラクダ。とリクエストしたのですが…
スーツケースに入らなかったよ!と。


こんな小さなクリニックでも、少しは国際貢献できているでしょうか。